北国の住宅では、暖房器具、防寒具、除雪用具など温暖な地域では必要のないものがたくさんあるため、最低20%、40坪程度の住宅で物置、車庫も含めて8坪(16畳分)はほしいところ。また、温暖な地域なら一年中屋外に置いておくことができる自転車なども、北国では屋内に置くことが多いため、広い収納面積が必要になる。自動車のタイヤにしても、夏冬で交換したものをしまっておく場所が家の外なり内なりで必要。使い方、しまい方を考えて季節ごとに使うものは、使う時には生活空間の近くにしまって使い、使わない時は家の忘れない場所にしまい込む。冬の用品では除雪用具、防寒具、スキー用品など。夏の用品では扇風機、自転車、ゴルフ用品などがそれ。下着なども冬専用のものは季節ごとの入れ替えが必要。衣類の体積は、東京や大阪などに比べて20%ほど多いというデータもあるようだ。このように北国における住宅の収納は、収納面積を広くとるだけではなく、使い方、しまい方を上手に考えていかなければならないだろう。北国の収納のアイデア玄関ポーチの除雪用具収納オイルタンクの目隠し住宅の外観(デザイン)上目ざわりになりがちな灯油タンクも、目隠しを兼ねて収納してしまうと、すっきりと見える上、雪で破損したりすることもなくなる。